Quoraを眺めていると
以下の質問に目が釘付けになった。
41になる男です。幼少期から嫌な事、嫌いな事から逃げ続け、何かに挑戦してもすぐ諦め、逃げ癖、諦め癖が克服出来ないまま、今に至ります。こんな自分を克服するためにどうしたらいいでしょうか?
Quora
「あぁ…これは、自分のことじゃないか」
回答が、気になる。本当に気になる。
しかし、僕はどこか恐れている節があった。
「逃げるべきではない」という意見が大半で
逃げるやつは、弱い人間だということを改めて、思い知らされるのではないかと。
僕は、恐る恐る、ページをスクロールしていった。
すると、そこには思いがけない回答にあふれていた。
逃げ立っていい
下記は、「逃げることに、罪悪感を持つ必要はないのでは?」という回答です。
この記事に辿り着いた人ということは、きっとあなたも同じことで、悩んでいますよね?
新たな視点を得ることができた、回答が多かったので、参考になれば幸いです。
- 自己評価が低いことが問題であり、逃げ癖自体は問題ではない。
- 自称ポジティブで自己評価の高い人でも、逃げたり適当なことをしたりすることがある。
- 他人から嫌われなければ、逃げても問題はない。
- 自分に合わないことに無理に取り組まず、自分に見合った価値観を採用する。
- 自分で自分をネガティブに評価することは得にならない
逃げることに罪悪感を持ってしまう人は、「真面目な人」が多いかもしれませんね。
- 勉強が嫌いで、毎日ファミコンばかりしていた。
- 宿題は逃避に逃避を重ねて基本的にやらなかった。
- 本は好きな本しか読まず、マンガばかり読んでいた。
- 就職活動が嫌いで、働きたくなかった。
- 社会人になっても仕事が嫌いで、責任のある仕事を避けていた。
- 難しい仕事を丸投げされてストレスと睡眠不足で鬱になってしまった。
- 休職を繰り返し、退職した。
- 仕事をしない期間にあらゆるストレスから解放され、リセットされた。
- 嫌いなことを無理にやるのはやめ、自分に合った仕事を見つけるために好きなこと、楽しいこと、得意なことを書きまくり、選んだ。
- 41年も逃げ延び続けたことは立派なスキルであるはず
- その処世術は今さら捨てる必要はないと思う
- 嫌なことには一切関わらずにここまで来たのでよくわかる
なるほどね。一種のスキルだというふうに捉えることもできそうですね。
- 自分を克服する唯一の方法は、自分自身を許すことである。
- 自分自身を許すことは簡単なようで実際には時間がかかる。
- 例えばトイレなど自分自身を許せる場所で、自分自身を許す時間を取ることが必要である。
- 自分自身を許すことで、過去から解放され、自分自身を認めて受け入れることができる。
- 自分自身を許すことは合理的な脳科学の結論であり、良い脳内酵素を生み出し、自己への理解が得られる。
- 自分自身を許すことが苦悩から解放する唯一の方法である。
- 自分自身を許すことは簡単なことではなく、結構大変である。
ついつい、僕も自分自身を許すことができません。
- 逃げ癖や諦め癖を克服しても、必ずしも新しい世界を開くわけではない。
- 目的によって、逃げや諦めが必要な場合もある。
- 逃げや諦めは表現の問題であり、無理になくす必要はない。
- 自分がやりたいと思えることを続けることが重要である。
- 楽しさと辛さを天秤にかけ、楽しさが上回る限り続けることができるように工夫することが大切。
- 人生の折り返し地点にあることを踏まえて、自分を変えることにこだわり過ぎず、他のアプローチも試してみることが大切。
「40にして惑わず」という言葉もあるように
「これが、自分なんだと」開き直ってもいいということか
逃げるな
逃げるべきではないという、回答ももちろんありました。
- 嫌なことや嫌いなことから逃げられないと、生きるのが苦しくてうつ病になる可能性がある。
- それでも、嫌なことや嫌いなことが癖になっている場合
たまにパターンを崩して、新しい方法を試すことが大切である。 - 例えば、自分で決めた期間中は、何があっても3年間続けると決めて、やってみると良い。
- これによって、パターンを変えることができ、うつ病のリスクを減らすことができるかもしれない。
- 逃げている自分に気づいたら、恥じらいを持つことが大切だよ
- 世の中には、自分の無様を受け入れず、自分流で突っ走る愚か者がいるんだ
- 自分で決めた未熟な判断が正しいわけじゃないから、恥を知らない人は自尊心を失うことになる
- 優劣は職種や立場、学歴ではなく、今出来ることにどれだけチャレンジしているかによって決まるよ
- 人はそれぞれ違う道を歩むから、比較しても仕方ない。代わりに、自分にとって大切な要素を見つけて活かすんだ
- 逃げ癖のある人には、2つの考え方があるよ
- 弱い人は逃げていい。成功や役に立つ資質条件を持つ人に任せよう
- 限りある人生、自分らしく生き抜くことが大切。自分の尊厳を考えて行動しよう。
- 逃げること自体に問題がなく、兵法でも撤退が最善策であることを指摘する。
- しかし、現実社会では逃げた分だけ
後々自分が追いつめられることが一般的であり、それに対する解決策を探る必要がある。 - 自分が好きなことだけを仕事にすることができる人は少数であり、社会的信用を得ることができず、安定した収入を得ることができないことが多いと指摘する。
- 適性に合った仕事を見つけることが大切であり、社会とのすり合わせが必要である。
- 相談者が「何故、今、逃げ癖を克服する必要があるのか」という問いに対する
答えを自分以外には分からないと指摘する。 - 自分自身が何を望み、どのような人生を送りたいかを考えることが重要である。
- 最終的には、自分自身が進むべき方向性を見つけ、社会や組織から必要とされる存在となることが大切であり、そのためには苦労を乗り越える覚悟が必要である。