35歳以上での未経験【職種・業種】への転職についての考え方

この記事では以下のような方へ向けて書いています

  • 35歳以上で、漠然と未経験な職種・業種への転職を考えたことがある
  • 正社員希望
  • マネジメント経験無し
  • キャリアに一貫性がない
  • ノースキル
    (これといった、専門的、汎用的、ポータブルなスキルなし)
  • 大手とか無理かなぁ、ワンチャンいけるんじゃないかという幻想が
    拭いきれない

これ、全部お前のことじゃん

ギクっ…

結論:未経験業種への転職はできる
   (仕事を選ばなければ)

採用側の視点に立って考えてみる

まずは
「自分がこれやりたい!」
「前から興味があったのでやりたい!」

自分は
自分は~
自分は~
っていう自分はいったん置いといて…

相手の立場にたって考えてみましょう。

中途採用=即戦力【大前提】

まず、最初に大前提すぎる大前提ですが
僕のような、考えが甘い人間は案外抜け落ちてしまっている
視点なので、しっかりおさえましょう。
採用側が中途採用に期待することは即戦力です。

35歳以上には更に期待されること

自分自身が即戦力だというのは先程も触れましたが
それに加え、プロジェクトをまとめたりチームを牽引する立場
での振る舞いが期待されます

一般社員や、作業者というポジションじゃないってことだな

自分はどれに当てはまるのか

何故、35歳以上での未経験職種・業種への転職は難しいのか【一般論】

  • 一人前になるまで時間がかかる(3年~5年)
  • しばらくは、利益を生まない存在
  • 若い方が、利益を生む期間が長い←こっちだよね
  • 社会人年数が長い=自分軸が強い
  • 長期のキャリア形成が期待できない
  • 上司が年下→年上の部下を嫌がる
  • そもそも、書類選考時でフィルタリングされ、職経歴書の中身すら見られない

頭ではわかるんですが…
なんというか、ネガティブな感情が湧いてくるなぁ
価値がない人間みたいな言われ方で…
僕、友達にしたらいいヤツですよ

あくまで、ビジネスをしていくうえでの価値基準ね。

”未経験歓迎”って書いてあるけど

一言で「未経験」といえども3種類あるということをいったん整理します。

  • 業界は経験者だけど、職種は未経験
  • 業界は未経験だけど、職種は経験者
  • 職種、業種ともに未経験
パターン難易度
同職種・同業種への転職即戦力低い
同業種・異業種への転職共通する要素があれば、即戦力でいけそうやや低い
異職種・同業種共通する知識は生かせるかもしれないが
難易度は高め(例:営業→研究開発)
やや高い
異職種・異業種高い
転職難易度

この表を見るとわかるように
異職種・異業種への転職は最も難しい。
そのうえ、35歳以上という条件が加わると…
言わずもがなだなぁ

未経験でもできる仕事はある

ブルーカラー職種

35歳以上で完全未経験可能な職種はあります

  • 製造業
  • サービス業
  • 運輸業
  • 介護
  • 土方
  • 警備

ブルーカラー職種は全てがキツイのか?

もし、この記事を読んでいる方で、例えば製造業にお仕事にお勤めの方で

「もう、製造業とかマジ無理…」
「製造業以外で、転職したい」
 
とお考えの方。

ちょっと待ってください!
今いる、あなたの会社=その業界の全てではないと思います。
まぁ、そもそも業界の構造的にどこも同じということもありますが
今いる会社がブラックでも、他の会社はブラックじゃないかもしれない
という視点を持ってください。
極論に走らないでください。
「今の仕事がクソ=その業界すべてがクソ」というのは
視野が狭まります。
視野を広げれば今いる仕事よりも好条件のところが
見つかるかもしれません。

僕は、食品製造業の工場と半導体の工場で働いたことがありますが
その差は歴然でした。
結論から言えば、半導体の工場は設備もキレイで、重いものは持たないし
常に、温度は一定に保たれているし快適そのものでした。
なおかつ、給料もよいときたもんだから
「今までなんだったの」って感じですよ。

僕は「今の仕事がクソだ=会社員なんてクソだ!」
というところまで飛躍しすぎてしまいました。

彼女にフラれて、「女なんて信じられない」と言っている奴と同じだなw

歩合の比率が高い職種「コントラクター」

  • 個人向け高額商品
  • サービス(住宅、リフォーム、生命保険、自動車など)の営業
  • セールスドライバー
  • 個人向け金融サービス営業
  • 店長候補(外食系)ほか

コントラクター職種とは

個人で生み出す成果が重視される高付加価値な職種で、固定給比率が低めで、成果型の報酬比率が高いケースが多いことから「ハイリスク・ハイリターン」という印象を持つ人が多い職種群です。景気に関係なく一定の求人需要があるのですが、希望者(人材供給)が少なく、常に人手不足になりがちです。正社員・業務委託契約、場合によってはフランチャイズ型などの雇用形態でも募集されることが多く、転職サイトやエージェントからのスカウトも最も活発に行われています。

40代の転職の実態と、「成功する人」の共通点は?

今、転職サイトに登録していますが
この手の職種のオファーばっかりですね

生命保険の営業なんかはフルコミッションだから
最たる例だなぁ

もはや、個人事業主ですね


まとめ

  • ノースキル(専門的・マネジメント)
  • キャリアに一貫性がない

35歳以上で、該当する人は正社員での
未経験職種には転職はできないと考えた方がいい。
目指すのであれば、裏付けるだけの実績と
何故、転職したいのかを言語化して、採用側に
納得感を感じてもらわなければならない。

完全未経験でも転職できる職種は

  • 製造業や介護などブルーカラーな職種
  • 完全フルコミな生命保険営業などのハイリスク×ハイリターン職種

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