Filedoorトンネルテント620レビュー　こんな人にはオススメできない。

人気商品ゆえ、なかなか買うことすらできない
DODのカマボコテント。
そのカマボコテントに
よく似ており、なおかつ価格が半額以下という
フィールドアのトンネルテント620。
気になっている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、そんなトンネルテント620の
購入体験記を書いています。

トンネルテント620の基本情報

購入した目的

一つの幕で寝室とリビングを完結させたい

何故、私がトンネル620を購入したのかというと。
設営時間の短縮を図る目的です。
我が家は、父一人、子供二人の
父子キャンプがデフォルトなんです。
子供は上の子が7歳、下の子が5歳です。
上の子は最近、戦力になりつつありそうな感じですが
まだまだ、設営を手伝ってくれるというよりかは
遊びたい欲求が勝り、あまり手伝ってくれません（泣）
ということで、以上のような背景があり
トンネルテントを購入しました。

トンネルテント620はアリかナシか？

トンネルテント620は
ありなのか？
なしなのか？

試し張りをしてみて
結論から申し上げますと
アリとも呼べるし、ナシとも呼べる。
なんとも、歯切れの悪い言い方でごめんなさい。
利用シーンによってはアリだし、ナシです。
やっぱり
値段が値段なので
全てにおいて合格点というのは
酷な話かもしれません。

トンネルテント620を買うべきはない人

では、最初に
Fieldoor　トンネルテント620を買うべきはない人ですが。
一つの幕で、寝室としての機能とリビングとしての機能を
完結させたい人は
私は、買うべきではないと考えます。
寝室としての機能は微妙な部分があります。
詳細は後述します。

自宅の庭で試し張りをした日、雨が降りました。
しとしと降る小雨程度で小一時間ほど降られたでしょうか。
中を見てみると、天井全体に、水が滲み出ていました。

正直言って
「この程度の雨で…」
という感は否めません。
一般的な強い雨とされているのが
耐水圧1500mmとのことですが
当日降った雨は、しとしと降る
小雨程度でした。

そして翌朝…まるで○○状態

朝日で熱せられたテント内はものごい湿気で
サウナ状態。
インナーテント内もびしょ濡れ。

• 

浸水とまではいかないものの、かなり大粒の水滴です
試し張りだったので、テント内には何も置いていなかったのですが
これが、実際のキャンプだったらと想像するとゾッとしました。
「こりゃあ、快適に寝れたもんじゃない」と。

まとめ

私の中で、一番トンネルテント620の評価を最も
低くしたポイントが耐水圧です。
小雨程度で水が染み出してくるようでは
寝室として、安心して使うことが出来なさそうです。
何しろ、精神衛生上よろしくない。
「雨が降ったらどうしよう」という不安材料が
常に付きまとうからです。
突然の雨にも耐えうる性能は
こちらのテントには期待しないほうがよさそうです

トンネル620の良いところ

では、最後にトンネルテント620の良かった点を
書かせていただきます。

プライベートな空間を維持しつつしっかり開放的

開口部は
前後2面+側面6面の合計8面です。
この8面を以下の
３つのバリエーションをもたせることが出来ます

• 全閉
• フルメッシュ
• 全開

特筆すべきは
全ての開口部がフルメッシュにすることができるので
プライベートな空間を保ちつつ
しっかりと開放感も味わえます。
虫の侵入も物理的に防げるので
虫が苦手な人にはよさそうです。

設営は簡単　一人でも可能

まず、設営してみての感想ですが。
難しくありません。
説明書には
「必ず二人で設営を行ってください」と書いてありますが
一人でも30分程度で設営することができます。

トンネルテントを買うべき人

ということで、以上を踏まえたうえで
以下のような利用シーンでしか使わないということで
あれば、アリな商品だと思います。

• タープとしてのみ利用する
• カンガルースタイルで使用する
• 絶対に雨の日はキャンプをしない
• グループキャンプのリビングのみの利用
• 過保護張りをする

まとめ

さてさて、ということで
トンネルテント620の試し張りをしてみての感想でした。
幸か不幸か、雨に見舞われたことで
耐水圧に関して
本番で使用する前に
確認することができました。

耐水圧以外に関しては問題ないテントだと思います。
私のように雨が降ってきたら
どうしようという心配性の方は
オススメできないテントになります