僕はIT職種に興味があります。
何故かと言うと今後伸びていく業界で
需要があるとか、外的な要因ももちろんありますが
一番は、リモートワークが可能な業界だからです。
何故リモートワークに魅力を感じるのかと言えば
場所の制限がないからです。
僕は、山梨県のとある田舎に住んでいます。
地方在住の方には共感していただけると思いますが
田舎って仕事の選択肢が都会に比べると
本当に、少ないですよね。
- 製造業
- 介護
- 公務員
- サービス業
- 建築土木
- トラックドライバー
- 警備員
- 飲食スタッフ
- パチンコ屋
大体このあたりが大多数なんじゃないでしょうか。
いわゆるブルーカラー系職種が多いです。
僕ももれなく、ブルーカラー職種です。
地方では公務員なれたら最強みたいなとこありますね。
これら以外の業種の仕事というのは、地方ではまず
ありつけないし、そもそもありません。
この記事では、超ざっくりとIT業界を掴んでいきましょう
目次
システム開発とWEB系
わかりやすく、掴むために2つに分けます。
一つは、システム開発系とWEB系です。
本記事ではシステム開発について、まとめてみました。
システム開発は何をするビジネス?
大企業などの基幹システムを受託して開発するビジネスです。
具体的には
- 給与計算等に使用する人事データベース
- 営業データベース(CRM)
- 営業支援ツール(SFA)
- 在庫管理や生産管理
- 会計システム
- 上記を包括した一大システム
というように、スケールの大きいシステムを開発していきます。
システム開発の構造 多重下請け構造
仕事の流れとしては
- 以下企業を代表とするSier(エスアイヤー)と呼ばれる大手企業が受注
(一次請け)- 富士通
- 日立
- IBM
- NTTデータ
- 中小企業に下請けに出す(二次請け)
- 派遣労働者やなどが派遣され労働力を提供する
といった流れになっています。
システム開発は労働集約型のビジネスモデル
下流工程にいけばいくほど、人数が増えていく
労働集約型のビジネスモデルです。
上流工程と下流工程という概念があり
上流工程が花形という風潮です。
下流工程は”IT土方”などど揶揄されるように
価値が低いというような印象です。
プログラマーという職種は下流工程を担当します。
鳶職人とプログラマー
IT業界と建築業界は構造的にとても良く似ています。
下の図を御覧いただければわかると思います。
建築業界の職人さんとは
- 鳶職
- 鉄筋職人
- 塗装屋さん
- 左官屋さん
などが、該当します。
プログラマーと鳶職人は同じレイヤーの職種と言えます。
下流工程での働き方はブラックな雰囲気がプンプン
この記事は、35歳以上で未経験転職したい人に向けて書いていますので
チャレンジできる門戸が開かれているのは
最下層であるプログラマー職種です。
実際、僕が転職情報サイトを利用していると
SES会社からのオファーがどんどん入ってきます。
業界構造を知らなかったタイミンでは
「未経験でも、エンジニアになれるチャンス?」
「しかも、研修までやってくれるなんて、働きながら勉強できるなんて
ありがたいんじゃね!?」
なーんて、小躍りしてしまいそうになりましたが。
業界構造を研究してみて、これはちょっと考える余地が
あるなと感じました。
まとめ
- システム開発とは大企業の基幹システムの開発から保守運用までを担う
- 多重下請け構造であり、建築業界と構造が似ている
- 労働集約型のビジネスモデル
- 上流工程が花型で下流工程は価値が低いという概念
- IT未経験者が入り込めるのはシステム開発の下流工程のみ
- 下流工程の労働環境は構造的にブラックな環境になりやすい
- スキルを得られるかと言えば、必ずしもそうではなく限定的な業務